11/2~8日のプロ野球を振り返ってみました~ロッテがCS進出決定！~29

11月に入り寒い日々が続いていますが、先週はとにかくパ・リーグが暑かったですね！
パ・リーグは9日で全日程が終了しましたが、気になる結果はこちら♪

勝敗表

【セ・リーグ】
巨：ー△⚫︎⚫︎ー⚪︎⚫︎
神：ー⚫︎⚪︎⚪︎ー⚪︎ー
中：ー⚪︎⚪︎⚪︎⚫︎ーー
Ｄ：ー⚫︎⚫︎⚫︎ーーー
広：ー△⚪︎⚪︎ー⚫︎ー
ヤ：ー⚪︎⚫︎⚫︎⚪︎⚫︎⚪︎

【パ・リーグ】
ソ：ー⚪︎⚪︎⚫︎ーーー
ロ：ー⚫︎⚫︎⚪︎ー⚪︎⚪︎
西：⚪︎⚪︎⚪︎ー⚫︎△⚫︎
楽：ー⚫︎⚫︎⚪︎⚪︎△ー
日：⚫︎⚫︎⚫︎ー⚫︎ーー
オ：ー⚪︎⚪︎⚫︎⚪︎⚫︎ー

セ・リーグは阪神が3年ぶりの2位が確定。パ・リーグは11/8日のロッテVS西武の直接対決にロッテが勝利し、CSシリーズ出場が決定！

ロッテのみなさんおめでとうございます！
厳しい時期もありましたが若手選手の活躍もあり、チーム全員で掴んだ勝利だったのではないでしょうか？

ソフトバンク・千賀投手 投手タイトル3部門でトップに！

11/4(水)、ソフトバンク-ロッテの試合。
ソフトバンクの先発・千賀投手が、3回裏に通算1,000奪三振を”リーグ最速”で達成！2回から5回までは一人の走者も許さない完璧な投球を披露しました。

しかし、6回には四球、7回には先頭打者に内野安打で出塁されますが、その後2つの三振を奪うなど安定の投球で規定投球回をクリア。防御率トップの条件となっていた7回0封をクリアし、8回にはロッテ・田村選手から三振を奪って三者凡退に抑え、奪三振数はオリックス・山本由伸投手とトップタイに並び、防御率は単独トップに立ちました！

同日の試合で、最多勝争いでトップに立っていた楽天の涌井秀章が、同点のまま降板したため、勝利数でもトップタイとなり、投手タイトルの3部門でトップに立ちました。

ケガの影響で開幕から厳しいスタートだったのにもかかわらず、最終的にここまで記録を伸ばすとは…さすがです！！
CSでどんな投球を披露してくれるのか楽しみです♪

広島・遠藤投手 プロ初完封逃すも巨人戦2度目の完投勝利

同じ4日、巨人-広島の試合。
広島の先発・遠藤投手が8回までに110球を投げ、3安打無失点投球。

プロ初の完封勝利がかかった最終回は、先頭の代打・ウィーラー選手に左中間二塁打を打たれ、1アウト三塁から岡本選手のゴロの間に1点を失い完封が消滅します。

しかし、8/2の巨人戦以来、2度目の完投勝利をマークしました！

優勝しているチームから2回も完投勝利できるとはすごい！まさに”巨人キラー”ですね😎
惜しくも完封を逃してしまいましたが素晴らしい投球でした。

今季最後の登板お疲れ様でした⚾️

阪神猛虎打線爆発で最大6点差を逆転

11/5(木)、ヤクルト-阪神の試合
阪神は先発の西勇輝投手がまさかの乱調で、初回に4点、2回表に3点を奪われ、1回2/3で降板します。

打線は、初回にマルテ選手の内野ゴロの間に1点、3回裏にはサンズ選手の適時打で1点を返します。

そして5点を追う4回裏、代打・原口選手の適時打が飛び出すなど、打者計10人の猛攻で一挙5点を奪い同点とします。

続く5回には、梅野選手が左中間へ勝負を決めるソロを放ち、阪神が6点差をひっくり返して勝利しました。

西投手は不調でしたが、後の投手陣が踏ん張っていましたね！

最大6点差をひっくり返す虎打線！チーム一丸となり最後まで諦めない気持ちが伝わってきました。

中日・大野雄大投手自己最多の11勝目を記録

11/5(木)、DeNA-中日の試合。
中日の先発は大野投手。1回から6回まで毎回走者を背負い、5回2死では左足をつるハプニングもありましたが、粘りの投球で7回97球を投げマウンドを降りました。

DeNAの先発・平良投手が2失点で完投するも、打線がつながらず、結果2-0で中日が勝利。

大野投手は自己最多の11勝目を挙げました。

今季限りでの引退を表明した先輩・吉見一起投手への思いを込めてあがったマウンドとのこと。

吉見投手の最後の先発マウンドに繋ぐ、素晴らしい投球でした。
そして自己最多の11勝目おめでとうございます💐

野球の神様ありがとう！

11/6(金)、ヤクルト-中日の試合。
今季限りでの引退を表明している中日・吉見一起投手がこの日、先発として最後のマウンドへ。ヤクルトの1番・山崎選手から4球で空振り三振を奪い、現役生活を終えました。

引退セレモニーで息子さんたちから花束を贈られ、目から熱いものが溢れる吉見投手。そして、その後ろで涙を流す大野投手が印象的でした。

最後の挨拶では「15年間幸せなプロ野球人生でした。本当にありがとうございました。そして、野球の神様ありがとう」とコメント。

最後までかっこよすぎます…🥺

本当にお疲れ様でした！

巨人・坂本選手が史上2番目の若さで2,000安打達成！

11/8(日)、ヤクルト-巨人の試合。
通算2,000安打まであと「1」本としてこの日の試合に臨んだ巨人・坂本勇人選手がついに偉業を達成しました！

1回裏ノーアウトで迎えた第1打席。ヤクルトの先発・スアレス投手から左翼線に運ぶ二塁打で2,000安打を達成！オレンジ色に染まった東京ドームに大きな拍手が響き渡りました。

2,000安打の最年少記録は、榎本喜八氏の31歳7カ月ですが、坂本選手は史上2番目の若さとなる31歳10ヵ月での偉業達成。コロナが無く例年通り試合が行われていれば、どんな結果になっていたんですかね?

右打者としては33歳6ヵ月の土井正博氏を抜き史上最速となりました。

さらに、1点リードで迎えた3回裏の第2打席では、ノーアウト一塁の場面でバックスクリーンへ運ぶ19号2ランを放ち、2,001安打目はプロ初先発・横川投手を救う貴重な豪快アーチとなりました。

決めた後の打席でホームランを打つところもさすがです!
19歳から試合に出続けていることや、ここまで大きな怪我をすることなくこの記録を打ち立てられる自己管理も素晴らしいですね。

きっとこの記録は坂本選手にとって通過点だと思うので、今後のさらなる活躍が楽しみです♪

今週の注目は？

・パ・リーグはなんと言っても14日から始まるCS！
・セ・リーグは巨人・岡本選手が打点、本塁打王の二冠となるか！（過去6人だけ）
・11日の甲子園球場で行われる藤川球児選手引退試合

残すところプロ野球も、クライマックスシリーズと日本シリーズの数試合となりました。1試合1試合噛み締めていきましょう⚾️