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バット工場見学 〜ミズノテクニクス株式会社 養老工場〜

今回は岐阜県・養老町にある「ミズノテクニクス株式会社 養老工場」へ訪問したときのお話。

養老工場は、大手スポーツ用品メーカー、ミズノの製造部門を担当する工場で、野球バット、ゴルフクラブの製造を中心に、他にも野球用ヘルメットや硬式ボール、バドミントンラケットなど様々なものを取り扱っている。

実は次の日に名古屋ドームでの始球式が決まっていた。名古屋から養老工場は車で40分ほどの距離ということで、いつもお世話になっているミズノさんから招待していただき訪問することになった。

養老工場の存在は知ってはいたが、どんなところなのか全くわからなかったので野球好きの私としては興味津々。小学校の時の遠足かのように、ワクワクしながら向かった。

養老工場へ到着すると想像を超える広大な敷地に驚いた。敷地内を進んでいくと「バット工房」と書かれた入り口を発見!思わず笑みが溢れる。

ワクワクドキドキしながら扉を開ける。

その先に広がっていた光景は今も鮮明に覚えている。

見たことのないような形をしたバットや、今も活躍している選手たちのバットがずらり。100本ほどはあるのではないかという数々のバットを目にし、歴史をひしひしと感じた。

中では実際にバット職人の渡邉さんがバットを作る工程を見学させていただくことに。

バットを削る様子を見せていただいたが、職人の技が炸裂!全て手先の感覚でみるみるうちにバットが形作られていく。

そのあとは私も実際にバット作りの一部を体験させてもらった。

完成したバットはなんとサプライズでプレゼントしていただけることに!(ちなみにイチローモデルです!)

さらに、この出来上がったものに名前と背番号を刻印までしてもらい、世界に一つだけのバットが完成!これは一生の宝物☆

何気なく使っていたバットにこんなにも職人さんの愛が込められているとは知らなかったので、驚き感動した。改めて道具は大切に使おうと心に誓った。

こんな職人さんの愛が多くの人に伝わればいいなと思う。

後日談

ここで終わると見せかけて、この話には後日談が。

先日石垣島で行われたロッテのキャンプの取材の時、練習場で渡邉さんの姿を発見。

選手がバットを使った感覚などを自らチェックされていて、ここで得た情報を元に、工場に戻ってからさらに微調整などをするとのこと。

わざわざキャンプ地を訪れて選手に確認をするなど、ここにも職人のこだわりや魂を感じた。こうやってプロ野球の世界が成り立っているのだなというのをしみじみと感じ、また明日からも色々な部分に注目してみていこうと思う1日となった。

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  1. uta

    渡邉さんといえばミズノに二人しかいない
    「クラフトマン」の資格を持つ
    現代の名工じゃないですか。
    そんな凄い人から名前入りのバットを
    プレゼントしてもらえるなんて
    ミサトちゃんは幸せ者だぁ~(^-^)
    100人いれば100通りのバットがあると
    言われるくらいだし
    素材、重さ、長さ、重心の位置等々
    プロの皆さんそれぞれに
    強いこだわりがありますもんね。
    そんなバット作りの現場を
    直接目で見て肌で感じる事ができたのは
    ミサトちゃんにとって
    ホントに貴重な体験でしたね。

  2. ケー

    テレビで見たことある方だー。
    どの選手のバットが気になりましたか?
    プロ野球の全日程が発表になり、観客をどの程度入れるか?気になります。

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