始球式 〜東京ドーム〜

2018年8月21日。ずーーっと楽しみにしていた東京ドームでの始球式。

普段から試合観戦で行く機会はあったが、NPBの始球式でまさか“東京ドーム”で投げられるとは思わず、すごく嬉しかった。

緊張の一球

18時半プレイボールのため、15時前には球場に入る。メイクや着替えなどの準備を済ませてブルペンで肩を温める。相変わらずの緊張感(笑)。
自分に「緊張するなー!」と言い聞かせながらその時を待つ。

スタッフの方に呼ばれ、グラウンドの入り口まで向かった。スタンドを見渡すと既にたくさんのファンで会場が埋めつくされている。ほとんど満席だったかな?

場内アナウンサーから「坪井ミサト〜」のコール、気合を入れてマウンドへ向かう。
この場に立てることへの感謝の気持ちを込めて四方のスタンドに向かってお辞儀をし、気持ちを整えるために大きく深呼吸をする。
打席にはロッテの主砲、井上晴哉選手。存在感とオーラがすごい…

まさかの…あぶな〜い!!💦

井上選手の雰囲気に圧倒されながら全力を込めて投げた。その瞬間「やばい!!」冷や汗が吹き出す。投じた一球は右上に抜けてしまい、井上選手の背後へ。当たってしまうんじゃないかとビックリしたが球は外れ、最悪のケースにはならずに済んだ。ちなみに、球速は96キロだった。

このときの様子はこちらのパ・リーグTVのサイトでチェック!
https://tv.pacificleague.jp/vod/pc/topics/opening_ceremony/29479

球速は悔しかったが、それよりも井上選手に当たらなくてよかったという安堵の気持ちの方が大きかった(汗)。

後日、キャンプリポートで井上選手とご対面!

2020年2月、BS日テレで千葉ロッテマリーンズのキャンプリポーターを務めることになった。そこで井上選手にインタビューする機会があり、当時のことを話すとしっかり覚えてくれていた。ずっと謝りたいなとモヤモヤしていたので、今だ!と思い謝った。井上選手はあんな球を投げた私に「いい球だった。普通に速かった」と褒めてくれて、この人柄の良さに私はファンになった(笑)。

もし、また千葉ロッテマリーンズで始球式をする機会があれば、井上選手に打席に立ってもらい、“ど真ん中にビシッ”と投げてリベンジしたい。

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  1. uta

    今でこそ6つのドーム球場があるけれど
    やっぱり東京ドームは別格なイメージがあるから
    ミサトちゃんが憧れる気持ちは良くわかります。
    マリーンズの始球式の機会は
    きっと近い将来訪れると思います。
    より進化したミサトちゃんのピッチングが
    見られる日を楽しみにしています!

  2. ケー

    体験した人にしか分からない緊張感なんでしょうねー。頭の中は何でいっぱいでしたか?
    投球練習はどの選手としましたか?

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