始球式 〜名古屋ドーム〜

2018年9月24日。今回は初めての名古屋ドームでの始球式。

まさか…台湾の始球式に続き2度目の中止!?

実は、この日の約2ヶ月前に名古屋ドームで始球式を行う予定だった…が、前日は記録的な大雨。始球式のたびに雨に泣かされる私。しかし今回は名古屋ドーム!ドーム球場なので雨でも大丈夫だろうと安心していた。

翌朝には雨もやんで、天気も回復してきていたので予定どおり名古屋ドームへ向かった。ところが、球場に着くとスタッフさんのパッとしない表情に嫌な予感が…。

恐る恐る聞くと「前日の大雨で道路が封鎖され、対戦相手の道具が届かず試合ができないかも」とのこと。(選手の道具などはトラックで運んでいるそう)
「え?そんなことあるの!?」と思わず声が出た。名古屋ドームで試合が中止になるのは“4度目で14年ぶり”のことらしく、ニュースでも大きく取り上げられていた。

すごく残念だったが、仕方がないよね(泣)。。
「14年ぶりって…逆に運をもってるかも!!」とマネージャーと話したり…
どんだけプラス思考なんだ(笑)。

せっかくなので、ユニフォームに着替え記念撮影だけはしておいた。(苦笑)
始球式をしに名古屋まで来たのに中止ということで、仕方なくマネージャーと名古屋飯を食べて帰ったのだが、ショックすぎたのか何を食べたのか記憶がない💦

リベンジの一球!

そんな思わぬ出来事を経て2ヶ月後の9月24日、ついに”リベンジ始球式“の日が!!
前回の中止で試合を見れなかったファンの方々のためにも、ビシッといい球を投げたい!という思いで、2ヶ月間よりトレーニングに励んできた。

この日は前回とはうって変わって天気は良好。私のコンディションも好調♪本番に向けて力が入る。

始球式までの時間は一瞬で過ぎていく。これはいつものこと。スタッフさんに呼ばれて、緊張のなか控室からグラウンド入り口へ。そして「坪井ミサト」のコールでマウンドへ向かう。何度経験しても変わらないこの緊張感。今にも心臓が飛び出てきそう…(笑)

そんな緊張感のなか、全力で投げた球はまさかのワンバウンド、そして96キロ。完全にカラ回り…(泣)力み過ぎてしまった。

こんなワンバウンドの投球だったが、球場にいるたくさんのファンの歓声が球場に響いた。

悔しくて今にも泣き出しそうだったが、温かいファンのおかげで笑顔でグラウンドを後にした。この始球式では力み過ぎはダメ!ということを学んだ。一球しかない中で“今ある最大限のパワーをどれだけ出せるか”。始球式での私の課題である。

なかなか結果は出せていないが、何かを達成するには“毎日のコツコツ”が大切だと思う。目標を達成するまで「日々努力」。頑張るぞー!!

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  1. uta

    ここぞという場面でこそ平常心でやるって
    本当に難しいですよね。
    草野球の時ですら
    満塁とかのピンチの時に打球飛んできたら
    動きがギクシャクしますもん。
    だからこそ日々努力して、不安を自信に変えて
    そして俺の大好きな
    松坂大輔投手の言葉を借りるならば
    その自信を確信に変えていく。
    ミサトちゃんも日々頑張っていれば
    自信が確信に変わる日がきっと来るはず!

  2. ケー

    ワンバウンド少しだけでしたねー。前回の当たりそうになったのと比べれば進歩よー。
    12球団で始球式出来たらいいですねー

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