中学野球時代

今回は少年野球も卒業し、また新たに環境が変わった、中学生の野球部時代のお話をしようと思う。

迷わず野球に!

中学校へ入学し、みんなが何部に入るか迷ってる中、私は迷わず野球部へ!なぜなら、前回の記事「野球少女時代 前編 〜兄の誘惑から初ホームラン〜」にでてきた“憧れのみっちゃん”が待ってくれていたから。

女の子はみっちゃんと私の2人。部室は無く、女子陸上部の空きスペースを遠慮気味に使っていた。部活の雰囲気は楽しかったが、練習は厳し目で、タイヤ押しなどの基礎体力づくりが辛かった。雨の日の室内練習はさらにキツく、校内1周ダッシュという名物メニューがあり、次の日は必ずと言っていいほど筋肉痛になった。

楽しかったのは、守備練習でみっちゃんと一緒にセカンドを守れたこと。(中学からは守備位置はセカンドになっていた)

2年生からはたまに試合に出るようになって、主にセカンドを守っていた。試合に出ていないときはスコアラーをしていた。(なので、今でもスコアブックをつけることができる。自己流だけど…笑)

みっちゃんが最後の試合に負けて引退したときは、スコアラーをしていた私も号泣してしまった。

副キャプテンに就任!?

自分たちの代では同級生に男の子が5人いる中、副キャプテンに選ばれた。

キャプテンほどではないと思うが、中学生の思春期の男の子達をまとめるのは大変で、キャプテンが休みの日なんかは不安で仕方なかった。

そしてもちろんケンカもたくさんした。ケンカしたあとに倉庫の裏に隠れて膝を抱えて泣いていたことも。そんな時は後輩が「みぃちゃん大丈夫?」と声をかけてくれて変顔で笑わせてきてくれてすぐに立ち直った。(立ち直り早っ!笑)

3年生になってからはセカンドのレギュラーのポジションを獲得。打順は2番か8番。バントが得意だったのでよくバントのサインが出ていた。

試合中は女子選手が珍しいのか、相手のチームのベンチの人たちが手で双眼鏡の形を作ってジロジロ見てきた。集中力が乱れるからやめてほしい!と何度も思っていた…。

ある日の試合後には対戦相手のチームの一人が走って追いかけてきて、電話番号を書いた紙を渡してきた事もあったなぁ。(もちろん野球一筋な私が連絡するわけがない)

現役最後の試合

現役最後の試合、対戦相手は人数も多くとても強そうなチームだった。

2番セカンドでスタメン出場したが、チームメンバーも含めてみんなが力みすぎて、全く打てなかった。得意なバントを決める場面もなく、あえなく完封負け。

終わったあとはみんな大号泣。私は9年間続けた現役生活が終わると思うとより一層涙がこぼれた。

小学校の時より中学校のほうが男の子との力の差も感じたし、辛い場面もいっぱいあった。だけど、人として強くなれたし、学生生活のいい思い出になった。

チームで勝利に向かって一眼となって頑張るということはとても素敵なことだと思う。大人になった今はより一層強く感じる。

今振り返っても絶対にやっておいてよかったなと思う中学野球生活だった。

小学生までは野球をやっていたが、中学生になったらやめてしまう女の子も多いと思う。そんな子たちの一歩踏み出すきっかけになれば嬉しく思う。

私は野球女子を応援します☆

⬇️おうち時間が多いあなたに…今日の#ミサトレ

くびれエクササイズ

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  1. ケー

    凄いねー。中学生の時も野球してたなんて。みっちゃんて凄いねー。ミサトさんの人生変えたし。

  2. あちゃこちゃん

    力感ある打撃フォームですね。

    力んでいた理由ですが、テイクバックを大きくした事により、左肩が後ろに行ってしまったので、左肩を動かした事によりホームベースとストライクゾーンが、左打席の位置にズレてしまったので、ドアスイングになったと思います。

    落合博満さんの打撃フォームの基本は、左肩は一度決めたら絶対動かさない事だそうです。左肩を入れるとホームベースとストライクゾーンが左打席にズレてしまうと、説明しています。

    そこを修正すれば、ミサトさんのポテンシャルを遺憾なく発揮できると思います。

    勝手に解説して、すいません。野球好きなので、つい熱くなりました。

    ミサトさんが野球好きで、大変良かったです!

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