• HOME
  • BLOG
  • RUNNING
  • 初めてのフルマラソン #2 〜いよいよ東京マラソン当日〜

初めてのフルマラソン #2 〜いよいよ東京マラソン当日〜

2018年3月3日、ついに人生初めてのフルマラソン当日を迎えた。

前回の記事(初めてのフルマラソン #1)でも書いたように、この日のために1年間、岩本コーチのもとでTGRのメンバー5人で練習をしてきた。いよいよその成果を出すとき!そして5人で活動する最後の日。緊張と寂しさと、複雑な気持ちでこの日を迎えた。

マラソン大会の多くは朝にスタートする。東京マラソンのスタートは9時頃。レース後半の体力に関わってくるため朝ご飯は大切。消化のことを考えるとスタート3時間前には済ませておきたいので5時半に起床し、おにぎりとお味噌汁をしっかり食べて家を出た。

会場へ向かっていよいよスタート!

この日はあいにくの雨で気温も低い。

集合時間は7時。たくさんの人で溢れている会場。メンバーと準備を終わらせペーサーさんにご挨拶をする。ペーサーとは”市民マラソン大会で目標タイムをガイドしてくれるランナー”のこと。42.195kmの作戦を話し合う。

30分前にはスタート地点へ移動。雨は止む気配がなく、気温は6度。厳しいコンディションの中35,500人の列に並びスタートの合図をソワソワしながら待つ。

緊張と寒さで落ち着きがない。他のメンバーも口々に不安をこぼす中、やっとスタートの合図が聞こえた。前方には何万人もの人がいるためスタートをしてから中々動く気配がない。走り始めて5分程は自分のペースでは走れない。これはフルマラソンの大会では仕方がないこと。焦らずに人の流れにのって走る。徐々に道が開け自分のペースを掴めた!ペーサーさんとコミュニケーションを交わしながら10キロ地点までは予定通りのタイム。このままのペースで走れば”4時間切れる!いける!”と表情にも余裕が出る。

だが20キロ地点になるとペースが徐々に乱れ、呼吸も苦しくなってくる。激しい雨と寒さの中、沿道からの応援が心に響く。”大丈夫。頑張れ!”と自分に言い聞かせながら足を進める。

30キロからが勝負だ!

30キロを過ぎると一気に足が動かなくなった。関節の痛みが尋常じゃない。フルマラソンはここからが勝負というが全くその通り。1度も止まらなかった足が悲鳴を上げる。2キロ走ってストレッチを繰り返し、痛みと戦いながらなんとか40キロ地点を通過。最後の力を振り絞って東京駅前のゴールに向かう。今にも止まりそうな足を必死に動かしついにゴール!人生初めてのフルマラソン、42.195キロを完走した。

完走できたことに安心し、涙が出る。後半は本当に辛かった。でも、このゴールした感動と達成感がここまでの辛さを全て吹き飛ばし、いい思い出だったと一瞬で笑いに変えてくれた。

たくさんの人の支えがあり人生初のフルマラソンを無事に完走することができた。

共に頑張ったTGRのメンバー。全面サポートしてくださったTGRのスタッフさん。雨で凍える寒さの中、沿道からたくさんの声援を送ってくれた方々。

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

走ることって、“いいことづくし”と私は思う。

健康になるし、気持が前向きになる。ご飯は何倍もおいしくなるし、夜はぐっすり眠れる。たくさんの“いいこと”に出会える。初めは30分、いや15分でもいいと思う。少し外の道を気持ちいい〜ペースで走ってみてほしい。きっと気分がスッキリするはず。

だから走るってやめられない。

ランニングはこれからも私の生活の一部となるだろう。

質問や思ったこと、なんでもいいのでコメント待ってます☆

関連記事

  1. F

    内容に感化されました。
    ミサトさんはどこまで、何を目指しているのでしょう!
    努力は報われると言う言葉が、お似合いすぎます。
    今後も頑張ってください!

  2. uta

    じっくり読ませてもらいました。自分は長距離苦手だからこれまでフルマラソンはおろか、ハーフマラソンすら走った事ないです。だからミサトちゃんの事は尊敬するし羨ましくもあります。完走する前と後では、きっと見える景色が全く違うんだろうなぁ…。そう思ったらこれまでチャレンジすらしてこなかったマラソンに、挑戦してみようかなという気持ちになっている自分がいます。

  3. タズギャム

    フルマラソンのレポートをちゃんと見たことがなかったので、予想以上に大変なものなんだなと伝わりました

    走ることの楽しさを知って充実してることが伺えました

    マラソンの時もミサトさんは太眉メイクをしておられますよね

    何きっかけで太眉にするようになりましたか?

    一度聞いてみたいと思ってたので、これを機会に聞かせてもらいました

  4. 田村 慎太朗

    フルマラソン完走おめでとう
    僕も右手に打球を受けて親指が動かない時にマラソン チャレンジしたことがありました。
    フルに挑むつもりで練習していたのですが、やり過ぎで両足首を痛めてまさかの棄権・・・(T^T)

    完走ホントに尊敬だなあ〜

Translate »